ダイナミックな川遊びを楽しむなら、キャニオニングがおすすめです。
キャニオニングとは、Canyon(渓谷)+ingのアウトドア用語です。渓谷の中で、沢登りや沢下り、滝つぼジャンプなど、川をフィールドに自然の中で遊ぶアウトドアアクティビティのこと。水しぶきを浴びながら沢を登るので「シャワークライミング」とも呼ばれていて、スリルや爽快感が魅力です。
本格的なキャニオニングは、中学生以上を対象にしたものが多いのですが、小学生から参加できるプランを提供する団体もあるので、コースや場所、対象年齢や難易度などを確認してみましょう。
この記事では、キャニオニングの魅力やおすすめスポットなどをご紹介します。
キャニオニングは「究極の川遊び」
普通の「川遊び」と違って、専用の装備(ウェットスーツに専用シューズなど)をまとい、専門ガイドさんの案内のもとで進めていく「キャニオニング」は、「究極の川遊び」とも呼ばれています。
今までに何度かキャニオニングを体験しましたが、大人でも思わず足がすくむようなスリル体験から、小学生の子どもと一緒に楽しめる安心沢登りまで、様々なプランがありました。
お子さんが中学生以上なら、迷わずおすすめしたいのが「Canyons」のキャニオニングです。全国数か所でキャニオニングプログラムを展開しています。
奥多摩でキャニオニング
奥多摩には、初心者でも楽しめるキャニオニングコースがあります。都心から電車で1本というアクセスの良さも魅力です。
キャニオンズが提供する「奥多摩キャニオニング」はレベル2とレベル3の4コース。いずれのコースも初心者からチャレンジ可能なのですが、ハードな体験を希望する方はレベル3、体力に自信ないという方はレベル2を選ぶことをお勧めします。
ホーリーで大興奮
キャニオンズのキャニオニングに参加したときの大興奮は、いまでもよく覚えています。
これまでいろいろなアウトドアを体験してきたので、大抵のアドベンチャーなら全然余裕、と思っていたのですが、キャニオンズのキャニオニングは、想像をはるかに超えるエクストリームな体験で、始まりから終わりまで心臓がバクバクしっぱなしでした。
これはまるで…バンジーを飛んだ時のあの時のような、興奮と高揚感。久しぶりに「やばい、死ぬかも」と本気で思うアウトドア体験で、終了時には「これができたなら、もうほかに怖いことは何もない」と開き直るほどの勇気を手に入れたのでした。
とっておきの体験をしてみたい方、おすすめです!
子どもとキャニオニング
別の機会に、長野県の志賀高原で、小学生から参加できるキャニオニングに息子と参加したことがあります。同時に別のグループも一緒だったのですが、大人だけの別グループは難易度の高い沢登りに向かい、私たち親子は岩の上から水面にジャンプ!と、メンバーにあわせてプランを変えて案内してくださいました。
キャニオニングの場合、けがの防止や寒さ対策として、ウェットスーツの着用が必要になります。子どもが参加できるプランの場合、子ども用のウェットスーツの準備があるということですが、子ども用は数が少ない、サイズが少ないなどがあるので、事前に確認しておきましょう。
また、キャニオニングは「川遊び」の中でも、比較的危険度が高いアクティビティです。必ず地域のガイドが同行するプランなどを利用するようにしましょう。
夏の醍醐味!キャニオニングを楽しもう
大自然の中で、自然の作り出した驚異を体感しながら、安全に、もっと身近に、アクティビティを楽しむ工夫がひろがっています。キャニオニングは、よりハードにアウトドアを楽しみたい人向けのアクティビティとしておすすめです。ぜひこの夏、チャレンジしてみませんか?