【そとあそび】潮干狩りで宝探し気分&おすすめスポット15選

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GWの人気お出かけスポットといえば、潮干狩り。
全国的に、3月ごろから6月ごろまで楽しめるところが多いです。

潮干狩りでの砂浜を掘って貝を収集する「宝探し」のような体験は、子どもも大人も夢中になることでしょう。水際でのアクティビティですが、流されたりおぼれたりする心配が少ないので、小さなお子さんも安心して楽しめる点がおすすめです。

ただし、貝の不足により潮干狩りを禁止する場所が全国的に増えています。また、子ども連れで行く際には、安全に楽しむための注意点がいくつかあります。この記事では、子どもと一緒に潮干狩りを楽しむためのポイントと注意点について詳しく説明します。

潮干狩りとは

潮干狩りは、干潮時に干潟でアサリやハマグリなどの貝を採る活動です。

自生している貝を採る場合は、小さな貝を採らない、多くとりすぎないなどの注意が必要です。有料の潮干狩りスポットでは、ある程度大きく育った養殖貝を撒いていることが多いので、決められた分量までたくさん採ることができます。

自然の中での冒険は子どもにとって楽しい経験ですが、準備と注意が必要です。

事前の準備

1. 潮見表を確認する 潮干狩りは干潮時が最適です。事前に潮見表を確認し、干潮の時間帯に合わせて計画を立てましょう。せっかく訪れたのに、満潮時で体験できなかった、となれば残念な思い出になってしまいます。満潮・干潮の時刻を確認することは、安全性を確保するためにも重要です。

2. 装備の準備 適切な服装と道具を用意しましょう。防水性の高い長靴や濡れてもよいウォーターシューズ、風をよけるウィンドブレーカーなどの上着、帽子、日焼け止めは必須です。また、貝を採るための熊手やバケツ、網も忘れずに。

3. 健康チェック 小さな子どもを連れて行く場合、その日の体調を確認し、万全を期しましょう。また、アレルギーの有無も事前に確認しておくと安心です。

現地での注意点

1. 安全エリアを確保 現地に到着したら、安全なエリアを確認しましょう。干潮が進むと潮が満ちてくるので、子どもが危険なエリアに入らないように、あらかじめ範囲を決めておきましょう。

2. 見守りを徹底 子どもが一人で行動しないように注意しましょう。特に小さな子どもは目を離さないことが重要です。常に大人の目が届く範囲で行動させましょう。

3. 禁止事項の確認 潮干狩り場によって、採ってはいけないものや持ち帰りの量などが定められています。長らく潮干狩り場として親しまれてきた場所でも、近年の貝不足により潮干狩りを禁止している地域もありますので、必ず自治体や観光地の最新の情報を確認してください。

4. 自然の尊重 自然環境を大切にしましょう。採取する貝の量を必要最低限にし、ゴミは必ず持ち帰ります。また、他の生物や植生を傷つけないように気をつけましょう。

潮干狩りを楽しむポイント

1. 発見の喜びを共有 子どもと一緒に貝を見つける喜びを共有しましょう。見つけた貝の種類や生態について話し合うことで、自然への興味を深めることができます。

2. 量ではなく個体を楽しむ たくさん採ることよりも、ひとつひとつの個体に注目することをおすすめします。貝のそれぞれの模様が違うなど、よく観察することで、楽しさが倍増します。

3. お手伝いを頼む 子どもに簡単な作業を手伝わせることで、責任感と達成感を味わえるかもしれません。バケツを持つ、採った貝を洗うなど、小さなタスクを任せてみてはいかがでしょうか。

4. 休憩タイムを取り入れる 長時間の外での活動は想像以上につかれるものです。子どもが疲れていないか確認し、適度に水分補給を行い、景色を楽しんだり、日陰で休んだりする時間を設けましょう。

潮干狩りを楽しめるスポット

潮干狩りで有名なスポットは、日本各地に数多く存在します。ここでは、家族連れでも楽しめる代表的な15か所を紹介します。

北海道

1 網走市能取湖

・西網走漁業協同組合の管理のもと、期間限定で開放。参加の際は参加届の提出が必要です。

関東

2 千葉県 富津海岸

・良質なアサリが採れる潮干狩り場。8月まで長期間楽しめます。

3 神奈川県横浜市 海の公園

・アサリやシオフキ、マテガイなどが採取できます。熊手などの器具の使用不可。大量採取不可。

4 茨城県 大洗サンビーチ

・潮干狩り場ではなく、自然の砂浜なので、ルールを守って楽しみましょう。

中部

5 愛知県常滑市 樽水海岸

・広大な干潟でのんびりと潮干狩りを楽しめる場所。遠浅の砂浜なので小さなお子さんも安心です。

6 愛知県西尾市 東はず海岸

・4月後半から8月上旬まで長く楽しめる潮干狩り場。この地域ならではのおいしいアサリが魅力です。

7 愛知県蒲郡市 三谷温泉海岸

・人気リゾート施設、ラグナシアに近く、遠浅の浜辺で春から初夏にかけて潮干狩りが楽しめます。

近畿

8 三重県津市 御殿場海岸

・8月下旬まで楽しめる遠浅で波静かな潮干狩り場。海水浴、地引網等も楽しめます。

9 大阪府 二色の浜

・色鮮やかな松林と白砂のビーチが続く美しい浜。夏は海水浴やマリンスポーツ、BBQが楽しめます。

10 兵庫県赤穂市 赤穂唐船サンビーチ

・オートキャンプ場や日帰り温泉施設が併設。遠浅の海で干潟も広く、小さな子どもも安心です。

中国

11 岡山県備前市 宮の下海水浴場

・日生諸島、大多府島にある潮干狩り場。日生港から定期船で約30分。大多府島へ渡り徒歩約3分。

12 広島県呉市 七浦海岸

・ある程度大きく育ったアサリを撒いているので見つけるのが簡単。砂抜きアサリの販売もあります。

四国

13 香川県観音寺市 有明浜海水浴場

・有明浜は香川の中でトップレベルのマテ貝掘りで有名な砂浜。県外の人からも人気のスポットです。

九州

14 大分県宇佐市 和間海浜公園

・貸し出しレンタル品が充実。無料駐車場あり。訪問日により採れない日もあるので事前確認が必要。

15 熊本県上天草市 天草釣堀レジャーランド

・釣り堀横の浅瀬で潮干狩りを楽しめます。無料の道具レンタルがあり便利です。

最後に

全国に数多くの潮干狩りスポットが存在します。家族連れで訪れる際には、アクセスの良さや周辺の観光施設も考慮して計画を立てると良いでしょう。安全に配慮しながら、楽しい潮干狩りの時間を過ごしてください。

潮干狩りは、自然と触れ合う貴重な体験を子どもに提供する楽しいアクティビティです。持ち帰った貝をおいしく食べたら、その思い出はきっと家族の大切な宝物になることでしょう。

安全に楽しむためには、事前の準備と現地での注意が欠かせません。家族みんなで楽しい思い出を作るために、しっかりと準備を整え、自然を大切にしながら潮干狩りを楽しんでください。

 

記事を書いた人
アウトドアナビゲーター

渡部郁子(わたなべいくこ)
キャンプ、フェス、登山、アクティビティ、旅行などで、子どもと一緒にアウトドアを楽しむ情報をお伝えします。

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