関東甲信越で絶大な人気を誇るキャンプ場があります。
長野県と群馬県の県境にある「北軽井沢スィートグラス」です。
初心者のキャンプデビューならもちろん、ベテランキャンパーにも人気が高く、週末や休日は予約が取りにくいという唯一の難点があります。でも、その難点を乗り越えた先に、笑顔のキャンプ体験が待っています。
子ども連れなら、一度行けばファンになる。何度も訪れたくなる。そんな「北軽井沢スィートグラス」の10の魅力をお伝えします。
自然豊かな場所にある
「北軽井沢スィートグラス」は、標高1150m、浅間高原に位置するキャンプ場です。その名の通り、軽井沢からも近く、夏は避暑地としてにぎわい、冬は氷点下の寒さとなる場所です。厳しい自然環境の中だからこそ、四季折々の美しさや、季節ごとの楽しみを堪能できる魅力があります。
例えば、夏は場内で虫網を持った子どもたちが駆け回ります。川で水浸しになって遊ぶ子どもたち、そして大人もたくさんいます。近隣には野菜の収穫などを体験できる観光農園があり、新鮮野菜を味わうこともできます。野菜がおいしいから、食事はシンプルなものでも驚くほどおいしく仕上がります。
食事が楽しみ
キャンプ場近くにスーパーや観光農園、産直コーナーなどがあり、おいしい新鮮野菜をリーズナブルに入手することができます。食材を持参しない場合は、オリジナルの食材セットを注文すれば大丈夫。BBQはもちろん、ピザやパエリア、丸鶏などのパーティーメニューもあり、キャンプ料理が楽しくなること間違いなし。朝は作るの面倒だな、そんな人向けの朝メニューもあります。
近くのスーパーはこちらが便利。
■スーパー大津
http:// https://townpage.goo.ne.jp/shopdetail.php?matomeid=101082726108651420
アスレチックエリアがある
場内の奥にある「おしぎっぱの森」エリアに、手づくりのアスレチック遊具があります。なんと無料です。本格的なアスレチック遊具で、大人も子どもも、思いたったらいつでも遊べます。
キャンプ場スタッフが、少しずつ手作りで増やしてきたアスレチックです。年齢制限などはありません。小さな子どもも大人と一緒なら楽しめるつくりになっています。ちなみに、キャンプ場から少し離れた場所「ルオムの森」に、有料の本格樹上アスレチック施設「スィートグラスアドベンチャー」があり、提携施設として人気です。のちほど紹介します。
川遊びができる
おしぎっぱの森には「地蔵川」が流れています。滝もあります。浅間山からの雪解け水が流れる川の水はとても冷たくて、夏でも唇が紫になります。でも、子どもたちはへっちゃら。寒さを気にせずいつまでも遊びます。夏のキャンプ場に川があれば、それは最高の遊び場です。
遊び道具がいっぱい
場内でレンタルできる遊び道具があります。例えば小さい子どもに人気のストライダー。場内の広いエリアで利用が可能です。息子は小さいころ、ストライダーで芝生エリアを駆け回るのが大好きでした。レンタル用のストライダーがあるので、持参しなくても楽しめます。
場内にトランポリンエリアがあります。トランポリンは予約制。家族で貸切利用が可能です。屋根付きのトランポリンと、屋根なしタイプがあり、屋根付きは雨の日でもトランポリンを楽しめます。人気のため、空き時間がない場合もあります。希望の際は早めの予約をおすすめします。
現地で参加できるクラフト体験のワークショップなども用意されています。まずは到着したらトランポリンの予約を入れて、アスレチックを楽しんで、川で遊んで、トランポリンで汗だくになって、その後ワークショップ、またアスレチック…。子どもはエンドレスで楽しいことをやり続けることができます。
キャンプファイヤーが楽しい
特定の開催日のみですが、キャンプ場スタッフが開催するイベントとして、キャンプファイヤーが人気です。酋長さんが出てきて、火を囲む儀式を体験したあと、参加者全員で火を囲んでゲームや遊びを行います。参加するには予約が必要です。宿泊者だけでなくビジター参加も可能です。かなり大きな焚き火を行うので迫力があります。
冬も楽しい
北軽井沢スィートグラスは、一年を通して営業しているキャンプ場です。冬は氷点下の厳しい寒さ、積雪もあります(ただし豪雪ではありません)。そんな冬の魅力を楽しもうと様々な工夫を凝らしているキャンプ場です。
夏は別荘感覚でリラックスできるコテージ。冬のコテージは本格薪ストーブを体験できます。薪ストーブでつくる絶品料理など、ぜいたくな冬の楽しみかたを提案しています。冬ならではのイベントもあるし、もちろんテント泊で雪中キャンプ体験も可能。雪中キャンプはそれなりに装備が必要ですが、たとえば冬用の防寒シュラフなどのレンタル品が用意されているので、「試してみたい!」という冒険心あふれる子どもたちの好奇心に応えることができますよ。冬のキャンプ場を安心して楽しめるように様々な工夫が準備されています。
設備が充実している
炊事棟に給湯設備があります。山の水は冷たいので、夏でもかなり嬉しい設備です。洗濯機と乾燥機もあるので、子どもが泥んこになって遊んでも安心。
2016年に「薪焚のゆ」が完成して、お風呂にも入れるようになりました。近くに温泉施設がいくつかありますが、やっぱり場内にお風呂があると便利です。
提携施設で本格樹上アスレチック
敷地内から少し離れた場所にある「スィートグラスアドベンチャー」は、ハーネスをつけて、ガイドの案内の元で進む本格的な樹上アスレチック。こちらは有料ですが、提携施設なのでキャンプ場利用者は割引料金で利用できます。
ちなみに、「スィートグラスアドベンチャー」には2種類の有料コースがあり、ひとつは小学校1年生から挑戦できる「ディスカバリーコース」、もうひとつは小学校4年生から挑戦できる「アドベンチャーコース」です。
このほかに、未就学児が無料で遊べるアスレチック「どんぐりコース」があります。おしぎっぱの森にある無料アスレチックに比べるとコンパクトなコース。兄弟が樹上アスレチックを体験中に下の子が遊んでいられる場所として役立ちます。
軽井沢・草津が近い
北軽井沢スィートグラスがある場所は、長野県と群馬県の県境。住所は群馬県ですが、観光地として人気の軽井沢の星野エリアまで車で25分程度。北陸新幹線JR軽井沢駅から車で約30分です。軽井沢の観光とあわせて利用するのにとっても便利な場所にあります。
さらに、群馬県側からアクセスするなら、草津温泉へも車で30分程度です。キャンプの前後に草津温泉に立ち寄って温泉を満喫したり、星野エリアで食事をしたり、軽井沢でショッピングをしたりするのもおすすめ。ちなみに、軽井沢エリアで人気の遊園地「軽井沢おもちゃ王国」まで車で10分です。
まとめ
設備の整ったキャンプ場が増えています。北軽井沢スィートグラスは、毎年少しずつ改良を重ね、高規格キャンプ場として知られるようになりました。人気の秘訣は、今も毎年少しずつ進化しているところではないでしょうか。次にまた新しいエリアができるらしい、そんな情報を聞きつけて、また次に行くのが楽しみになっちゃいます。一度行くと、ファンになる。もしまだ行ったことないという方は、なるべく空いている時期を狙って、「スィートグラスデビュー」にチャレンジしてみてください。
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