【キャンプ場】RECAMP勝浦で海釣りを楽しもう

RECAMP勝浦 広々電源付サイト「こかげCAMP」 KIDS

手ぶらで海釣り体験ができるキャンプ場があると聞いて、千葉県勝浦市にある「RECAMP勝浦」を訪れました。
RECAMP勝浦は、全国有数のカツオの水揚げ量を誇る勝浦港にほど近く、キャンプ場で釣り道具一式をレンタルできるほか、初心者向けに講習を行い、釣り竿の扱い方からエサの撒きかた、付近にある釣り場や注意点などを紹介する釣りプランがあるので、初心者でも気軽に「海釣り」体験が可能です。

勝浦港で親子海釣り体験

RECAMP勝浦とは

RECAMP勝浦の住所をグーグルマップで検索すると、RECAMP勝浦(旧しあわせの丘リゾート)と出てきます。もともと、広大な敷地に四季折々の花が咲き乱れる人気のキャンプ場でしたが、地方創生に取り組むRECAMP傘下のキャンプ場第1号として、2019年9月にリニューアルオープンしました。

RECAMP勝浦 管理棟入り口

勝浦は標高の高い山のキャンプ場と比べて気候が温暖で、冬も氷点下になることはほとんどないことや、積雪もほとんどありません。だから、秋や冬も利用しやすいキャンプ場としておすすめです。気候が穏やかなので、初めてのキャンプや、小さな子どもを連れていくキャンプにも安心です。

広々とした電源付サイトエリア「こかげCAMP」や、高台にある長めの良いサイトで快適な滞在を約束するタイニーハウスなどがあり、ワーケーションにも対応しています。

RECAMP勝浦でワーケーション

全国的に有名な「朝市」を開催する勝浦の市街地まで車で5分ほどの場所にあり、周辺は新鮮な海の幸を味わうお店が並んでいます。

また、水質透明度の高さで人気の「守谷海水浴場」や、太平洋からの絶景を眺める景勝地「鵜原理想郷」まで車で10分。周辺観光地も豊富な場所です。

キャンプ場では、周辺地域の様々な魅力を発信しています。勝浦のB級グルメ「勝浦タンタンメン」のお店や地域の観光名所を紹介するパネルがあったり、海のシュノーケリング体験、川でSUPクルーズ、裏山で動物探索ツアーなど、キャンプ場周辺地域をまるごと楽しめる様々なアクティビティが用意されています。

関東一の水揚げ量を誇る勝浦港

千葉県にある勝浦漁港は、国内有数のカツオの水揚げ量を誇る漁港として知られています。

勝浦港の周辺にいくつか漁港があり、それぞれ釣りポイントがありますが、漁港により、作業を優先するため、一般の釣り人に対する時間制限などが設けられています。

たとえば、勝浦漁港では早朝4時から夕方4時までは、一般客の釣りが禁止されています。

小湊港は車で約25分と少し離れていますが、一般駐車場がありトイレも完備。駐車場の心配がありません。

季節や曜日、時間帯によって、混雑する時間帯があり、近くの駐車場が確保できないこともありますので、釣りポイントはあらかじめ複数の場所を検討しておくとよさそうです。

釣りにはライフジャケットが必須

釣りのおすすめ時間帯は、朝と夕。魚たちの食事時間を狙って釣り糸を垂らしてみてください。

RECAMP勝浦では、漁港に関する情報をていねいにまとめた資料ファイルを、道具一式と一緒に提供してくれます。キャンプに来た人に地元の魅力を知って、体験して楽しんで、楽しい思い出を持ち帰って、また来てほしい。そんな想いから、釣りの手ぶらプランを作ったそうです。

手ぶらで親子海釣り体験へ!

RECAMP勝浦の海釣り手ぶらプランを体験してきました。

申込は、キャンプ場の予約の際に、親子釣り体験のオプションを選択します。

キャンプ場に到着したら、まずテントなどキャンプの準備を整えます。手ぶらプランの講習は、夕方もしくは次の日の午前中に受けることができます。

「釣りはやってみたいけど、わからないからチャレンジできない」という声があり、せっかく勝浦に来たのであれば海の楽しさを知ってほしいという想いから、釣りに興味を持って、実際に体験してもらえるようなプログラムを考え作りました。」と話すのは、自身も「釣りガール」のスタッフさん。

RECAMP勝浦 手ぶら釣りプラン

講習は釣りガールのスタッフさんが直々に担当し、竿の使い方などをレクチャーしてくれました。

丁寧な講習で、小学校低学年の息子も、一度で釣り竿の扱い方を完璧にマスターできました!

講習では、まずはじめに資料や動画を見て、釣りの概要を学びます。
その後、実際に竿の使い方についてレクチャーを受けます。

自分で竿としかけを準備し、片付けができるようになったら、エサの使いかたや注意すべき魚などについて学びます。

最後に、ライフジャケットを借りて、準備完了。

RECAMP勝浦 手ぶら釣りプランのレンタル品

釣果が期待できる時間帯は、夕方と早朝。講習を受けると、時間帯によりどの漁場に行くか、などの情報を教えてもらえるので、行く場所選びも可能になります。

そこから先は、自分で釣りポイントに向かうところから実際に行ってやってみるという流れになります。

地元の方がみんな教えてくれた

実際に向かった先は、勝浦漁港。午後4時ぎりぎりのタイミングで漁港にいくと、もうすでに多くの釣り人たちが釣り竿を垂れていました。

まずはポイントを決め、その周りの人に「ここ、いいですか?おじゃまします」と声をかけて、準備を進めます。

準備をし始めてすぐに、常連さんらしき人たちが数人集まってきました。
「どこから来たの?」「初めて?」

私たちが初めてだと知ると、竿の投げ入れ方やエサの撒きかたなどを丁寧にレクチャーし始めました。

竿を入れるとすぐにアタリが!
常連さんがすかさず「竿上げて!フグがかかっちゃうよ」と教えてくれました。

かかったのは…フグだった!

すぐに引き上げたのですが、針にはすでに小さなフグがかかっていました。

フグは毒性を持つため、釣っても食べることはできません。
キャンプ場から預かったファイルの中にも、食べてはいけない危険な魚として記載されています。

針からフグをはずすことに奮闘していると、見かねた常連さんが「ちょっと貸しな」といって、驚くほどの速さでフグを針からはずしてリリースしました。

それから2時間、まわりの人たちに助けられながら釣りを楽しみ、結局フグしか釣れなかったのでボウズで帰りましたが、釣りという体験と、地元の方々との交流が、とても楽しい思い出になりました。

のちほど、スタッフの釣りガールさんに地元の方々の話をしたら、「そうなんです。行ってみればそこにいる人たちが、手取足取り教えてくれるんです。その地元の人たちとの交流も、旅の体験の醍醐味だと思っています。」とのこと。

実際に釣れるかどうか行ってみるまで不安があったものの、行ってみれば周りの方がいろいろ教えてくれて、すぐに不安はなくなったのでした。

RECAMP勝浦の特徴

RECAMP勝浦は、通常のテントサイトのほか、常設テントやトレーラーハウス、露天薪風呂付きタイニーハウスなど、様々なキャンプスタイルで滞在することが可能なキャンプ場です。

RECAMP勝浦のタイニーハウス

キャンプ場受付棟には、ゆったりと入れる男女別の浴場があり、コインランドリーもありました。シャワールームやトイレもとても清潔で使いやすかったです。

RECAMP勝浦の男女別浴場

受付棟近くのテントエリアには、小さな子ども向けの遊び場があり、夏は常設の小さなプールがオープンするそうです。

私たちが訪れたのは、春。タイニーハウスのある高台からキャンプ場全体を見下ろすと、場内の桜が咲き誇り、とてもキレイでした。

RECAMP勝浦の春は桜がみごと

ファミリーにはもちろん、女性グループやソロキャンプのニーズにもマッチするキャンプ場だと感じました。

海釣り体験を動画で紹介

RECAMP勝浦のプランで海釣りを体験したときの動画を公開しています。参考にしてみてください。

RECAMP勝浦へのアクセス

RECAMP勝浦

住所:千葉県勝浦市串浜1830

RECAMP勝浦 公式

RECAMP 勝浦 | 株式会社Recamp